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朝採れトウモロコシを空輸作戦、JALが新千歳→首都圏

2019/8/9 20:00
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日本航空農業総合研究所は21日から、新千歳空港(北海道千歳市)周辺の農家4戸が早朝に収穫したトウモロコシを空輸して首都圏の大手スーパー、イオンの店舗で即日販売する。距離のハンディからこれまで首都圏では味わえなかった糖度の高いトウモロコシを楽しめるようにし、ブランド価値を高める。

新千歳ではミニトマトなどを運ぶ実証実験をしていた(2019年7月)

新千歳ではミニトマトなどを運ぶ実証実験をしていた(2019年7月)

登録農家が午前4時にトウモロコシを収穫し、同6時に新千歳空港の集荷場に持ち込む。出荷先のスーパー別のケースにトウモロコシを分け、午前8時発の羽田空港行きの便に載せる。届いたトウモロコシは羽田からイオンの各店舗に配送し、午前11時には店頭の直売コーナーに並ぶ。10月中旬ごろまで出荷する予定だ。

北海道で収穫したトウモロコシが首都圏のスーパーに並ぶには現在は船便で3~4日かかっており、鮮度も落ちる。トウモロコシは収穫から時間がたつと糖分が分解されて糖度が落ちる。空輸はコストこそ3倍以上かかるが、鮮度の高さと食味を売り物にできるようになる。

今後は旭川空港(旭川市)など新千歳以外での空港でも集荷場を設け、他の農産品も首都圏に届ける取り組みを広げる。

農総研は2007年設立でIT(情報技術)で生産者と小売りの融合を掲げ、16年には東証マザーズに上場。全国に集荷場を設けて生産者から農産品を集めて都市部のスーパーの直売コーナーで販売している。

農家が各店舗の売り上げや売れ筋をスマホで確認できる仕組みを提供し、農家自身が販売先や価格を決め、農総研は販売手数料を得る。農家の取り分は売り上げの約6割で、農協に比べて2~3割高い収益が得られる。

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