【セイコーグループの中核】腕時計で国内首位。電子部品も展開。
セイコーホールディングス(HD)傘下のアイ・アイ・エム(IIM、東京・文京)は2019年6月21日、ANAホールディングスのシステム子会社のANAシステムズ(東京・大田)が、システムの稼働状況などを一元管理できるソフトウエアを導入したと発表した。将来的にANAシステムズが運用管理している全サーバーに同ソフトを展開する予定だ。
ANAシステムズが19年4月から導入し始めたのは、IIMが販売する米ダイナトレースのソフト「Dynatrace(ダイナトレース)」。主要なシステムの稼働状況などをリアルタイムで監視し、障害が起こった際に原因や影響箇所を素早く特定して対策を立てやすくなるという。
(日経 xTECH/日経コンピュータ 山端宏実)
[日経 xTECH 2019年6月21日掲載]