【家電中堅】ビクターとケンウッドが統合。自動車関連など3事業が軸。
オーディオ機器老舗のオンキヨーがテレビ内蔵スピーカーなどのOEM(相手先ブランドによる生産)事業に成長を託す。連結売上高の7割弱を占めるスピーカーやアンプといった「ホームAV事業」を米社に売却することで合意。獲得する資金を本体に残るOEM事業などにつぎ込む。厳しい経営環境が続く中、退路を断った老舗企業の新たな挑戦が始まる。
「経営資源をOEM事業に集中し、市場のシェアを一段と拡大する」。オンキヨ…
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