メニューを閉じる
2019年8月21日(水)
7270 : 自動車
東証1部
日経平均採用 JPX日経400採用

【トヨタ系】水平対向エンジンと四輪駆動技術が特徴。米市場が主力。

現在値(15:00):
2,726.0
前日比:
+0.5(+0.02%)

スズキ、リコール響き17%減益

2019/5/10 23:00
保存
共有
印刷
その他

スズキが10日に発表した2019年3月期の連結決算は、新車を出荷する前の完成検査の不正に伴うリコール費用(回収・無償修理)が響いて、純利益が1787億円と前の期から17%減った。主力のインド事業が好調で3年連続で最高益を更新していた前の期までから一転して、4期ぶりの減益になった。

記者会見するスズキの鈴木修会長(10日、東京都千代田区)

「ご迷惑をかけ心からおわび申し上げる。全社一丸となり再発防止に徹底的に取り組む」。10日に都内で開いた決算会見の冒頭、スズキの鈴木修会長はリコール問題について陳謝した。

国内工場の完成検査で測定データを書き換えて不合格の車両を合格させた不正のほか、無資格者による検査などが発覚。16年4月以降の3年間に販売した四輪車について約200万台のリコールを実施する。リコールによる特別損失は813億円にのぼり、純利益を押し下げた。

スズキは16年にも燃費測定で不正があったことが発覚して、鈴木修会長が最高経営責任者(CEO)職を返上した経緯があるが、再び不祥事を起こした。鈴木会長は「当時は全社的に総ざらいした。誠に申し訳ないと思っている。トップ責任は16年より重いと考えている」と語った。

ただ、完成検査を巡っても17年に日産自動車SUBARU(スバル)で不正が発覚した際に、スズキは国土交通省に「無資格検査はない」と報告していた経緯がある。コンプライアンス(法令順守)意識の低いイメージを払拭し、国内の消費者離れを防ぐためのハードルは低くない。

20年3月期はリコール費用がなくなることで純利益が前期比12%増の2000億円と一転して増益になる見通しだが、成長路線に回帰するまでの道のりは遠い。5割のトップシェアを握り、一本調子で伸びてきたインド事業の変調も懸念材料だからだ。

前期の四輪車の世界販売は3%増の332万台。売上高は3%増の3兆8714億円と過去最高になったが、インドやパキスタンのルピー安・円高など為替の影響で営業利益を300億円超減らした。営業利益は13%減の3243億円にとどまり、すべての利益項目を4期ぶりに減らした。

今期の世界販売の見通しは0.4%増の334万台にとどまる。鈴木俊宏社長は「インドは右肩上がりだったが、原油高やルピー安で踊り場にある。総選挙後も販売回復は鈍そうだ」と警戒する。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ日経会社情報デジタルトップ

ニュース(最新)  ※ニュースには当該企業と関連のない記事が含まれている場合があります。

449件中 1 - 25件

  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6...
  • 次へ
【ご注意】
・株価および株価指標データはQUICK提供です。
・各項目の定義についてはこちらからご覧ください。

便利ツール

銘柄フォルダ

保有している株式、投資信託、現預金を5フォルダに分けて登録しておくことで、効率よく資産管理ができます。

スマートチャートプラス

個別銘柄のニュースや適時開示を株価チャートと併せて閲覧できます。ボリンジャーバンドなどテクニカル指標も充実。

日経平均採用銘柄一覧

日経平均株価、JPX日経インデックス400などの指数に採用されている銘柄の株価を業種ごとに一覧で確認できます。

スケジュール

上場企業の決算発表日程や株主総会の日程を事前に確認することができます。

株主優待検索

企業名や証券コード以外にも優待の種類やキーワードで検索できます。よく見られている優待情報も確認できます。

銘柄比較ツール

気になる銘柄を並べて株価の推移や株価指標(予想PER、PBR、予想配当利回りなど)を一覧で比較できます。

  • QUICK Money World