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ミクシィ出身者らが50億円ファンド 消費者系に投資

スタートアップ
ネット・IT
2019/4/24 16:05
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ベンチャーキャピタル(VC)のダブリューベンチャーズ(東京・渋谷)はミクシィから出資を受け、50億円のファンドを組成した。衣食住や娯楽など消費者向けビジネスを手がけるスタートアップ企業に投資する。

ダブリューベンチャーズを設立した新和博氏(左)と東明宏氏

同社はミクシィでスタートアップ投資を手がけた新和博氏(42)と、独立系VCのグロービス・キャピタル・パートナーズ(東京・千代田)出身の東明宏氏(37)が2019年2月に設立した。

「シード」「アーリー」と呼ばれる創業から間もない企業を対象に、1社あたり1000万~1億円を30~50社に投じる。投資後は人材採用や組織開発、広報支援などを通じて事業成長を後押しする。

新氏はミクシィのコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)子会社「アイ・マーキュリーキャピタル」の立ち上げに携わり、ネット印刷のラクスルや高級飲食店予約のポケットコンシェルジュなどへの投資を手がけた。東氏は料理動画サービスのエブリー、住宅改修のリノベるなどへの投資を担当し、消費者向けサービスに詳しい。

ミクシィからの独立を決めた背景について新氏は「CVCの場合、親会社との事業シナジーが重視され、フラットな投資の意思決定が難しいため」と説明している。新たなVCは「ミクシィとの事業シナジーを意識しつつも、投資の意思決定は独立して実施する」という。アイ・マーキュリーキャピタルの既存投資先には今後も支援を継続する。

日本では大企業や金融機関のスタートアップ投資への関心の高まりを受け、ファンドを組成しやすい環境が続いている。既存のVCやCVCで実績を上げたキャピタリストが独立する動きが今後も増えそうだ。

(鈴木健二朗)

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