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貨物けん引車 自動走行 ANA、佐賀空港で初テスト

2019/3/26 20:06
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全日本空輸(ANA)は26日、コンテナけん引車両「トーイングトラクター」の国内初となる自動走行テストを佐賀空港(佐賀市)で開始し、報道陣に公開した。佐賀県の協力のもと同空港を「イノベーションモデル空港」と位置づけ、2020年度の実用化を目指す。IT(情報技術)などを活用して従業員の負担軽減に取り組み、働き方改革につなげる。

自動走行で貨物コンテナをけん引するトーイングトラクター。レーダーやGPS・自動制御パソコンなどを搭載し、追い越し車両にも的確に対応する(26日、佐賀空港)

自動走行で貨物コンテナをけん引するトーイングトラクター。レーダーやGPS・自動制御パソコンなどを搭載し、追い越し車両にも的確に対応する(26日、佐賀空港)

トーイングトラクターは、貨物を搭載したコンテナをけん引する車両。テストでは豊田自動織機製の車両を使い、ターミナルの手荷物仕分け場と航空機の手前までを想定した片道100メートルのルートを自動走行で往復するテストを2週間行う。当面は専用空間でテストを行い、うまく行けば駐機場への運搬を検討する。車両には運転手が乗り、万一の事態に備える。

トーイングトラクターは前・後、上部の3カ所にセンサーを搭載。そこからレーザーを照射し、反射光を測定することで対象物までの距離を正確に測定する。豊田自動織機によると「障害物を検知して自動で減速、停止する技術は確立している」。公開されたテストでも目印のコーンや人形の前で減速、停止。障害物を取り除くとゆっくり加速して運搬した。

障害物のコーンを認識して自動で減速、停止したトーイングトラクター。運転手はハンドルから手を挙げている

障害物のコーンを認識して自動で減速、停止したトーイングトラクター。運転手はハンドルから手を挙げている

GPSによる位置推定・誘導機能を備え、路面状況も事前に搭載カメラで撮影した画像と実際のデータを比較することで把握する。

また、全日空は腰部に装着することで荷物の重さを軽減するロボットの実用を2月から開始していて、女性従業員が約15キロの荷物をコンテナに積み込む様子も公開した。今後はアームの付いたロボットでの手荷物の自動積み込みも試す。

重さ15キロの荷物を慎重に積み込む佐賀県の山口祥義知事(右)。腰への負担を軽減するロボットを装着した女性スタッフ(左)は軽々と処理した

重さ15キロの荷物を慎重に積み込む佐賀県の山口祥義知事(右)。腰への負担を軽減するロボットを装着した女性スタッフ(左)は軽々と処理した

会見した全日空の清水信三専務は「人手不足は地方空港で顕在化していて、労働集約型産業である航空業界もその働き方を大きく変えていく必要がある。実証段階にある新しい技術を実際に使うことによって実用化に踏み出し、個々の技術を集めて相互につなげることで、具体的にどのような働き方が実現するか、検証する」と述べた。

佐賀空港を選んだ理由としては、開港以来20年にわたる良好な関係があり県営空港であるため協力が得やすいこと、発着便数やスペースなどが基本技術を検証するには適した規模であること、日本航空便は発着していないためオペレーション全般を全日空グループで行えることなどを挙げた。

ANAは佐賀空港を拠点に省力化、働き方改革推進に取り組む。握手する同社の清水信三専務(左から2人目)と佐賀県の山口祥義知事

ANAは佐賀空港を拠点に省力化、働き方改革推進に取り組む。握手する同社の清水信三専務(左から2人目)と佐賀県の山口祥義知事

ANAはすでに東京・羽田空港の制限区域内で自動運転バスの実証実験を行っている。佐賀空港で磨いた基礎技術は今後、羽田などの混雑した空港や気象条件が厳しい空港などに転用する。

山口祥義知事は「第4次産業革命を佐賀から起こしたいと考えており、今回、全日空さんからそういうフィールドに選んでいただいて有り難い」と歓迎した。

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