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2019年8月21日(水)
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【イタリアンレストラン】低価格メニューに特色。直営店が中心。

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長野県の公示地価 商業地の上昇23地点に増加

2019/3/19 16:50
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国土交通省が19日発表した2019年の公示地価(1月1日時点)によると、長野県の商業地の平均変動率は0.7%の下落だった。下落幅は18年に比べ0.3ポイント縮小した。前年の5地点を大きく越える23地点で上昇した。長野市・松本市中心部のほか、白馬村など観光地でも回復が目立つ。訪日外国人を中心とした観光需要の拡大が、地価に波及してきた。

白馬村内への投資が活発化してる(みそら野別荘地付近)

全用途平均の下落率は0.3%だった。マイナスに転じた1997以来最小だ。

商業地の県平均変動率は0.7%の下落。前年より0.3ポイント縮小した。白馬村の調査地点は1.6%、小布施町は1.7%の上昇で、1995年の調査開始以来初めて上昇した。安曇野市の平均上昇率は0.2%で、2005年の合併以来初の上昇。長野市や松本市、軽井沢町でも上昇地点が増えた。

住宅地は県平均で0.2%の下落で、0.3ポイント縮小した。上昇地点は前年より15地点多い62地点。最も上昇率が高かったのは白馬村のみそら野別荘地付近で10.5%の大幅上昇。上田市と小布施町で21年ぶり、白馬村で24年ぶりに上昇地点があった。御代田町も1994年の調査開始以来初めて上昇地点があった。

商業地地価の回復が目立つのは長野市と松本市の中心部だ。長野市は18年調査より6地点より多い8地点、松本市は8地点多い9地点で上昇となっている。地価公示の長野県代表幹事、宮本吉豊不動産鑑定士によれば、訪日外国人など観光客の増加で長野駅や松本駅周辺のホテルの稼働率が高まっている。その余波を受け、飲食店なども活況だ。

松本市商業地の平均上昇率は0.4%で、27年ぶりに上昇に転じた。17年は0.1%の下落。県の統計によれば、松本市の17年の外国人宿泊者数は16万人泊で、前の年より15.4%多い。JR松本駅周辺では現在ホテル建設が2件進んでおり、開発が活発化している。

さらに、市中心部では県外からの投資資金の流入も指摘されている。松本市の不動産鑑定士、茅野武弘氏は「ここ1~2年で県外投資家がテナントビルを買う動きが出てきた」と話す。オフィスビルなどで高額の取引があるという。「経済成長性のある都市として松本が評価されているのではないか」という。

17年開業のイオンモール松本に隣接する「サイゼリヤ松本中央店」の地価上昇率は2.5%。18年調査に比べ0.6ポイント縮小したが、前年に続き県内商業地で最も高い。

長野市も上昇が目立つのはJR長野駅周辺だ。県内商業地で最も価格が高い善光寺口の「長野駅前浪やビル」は1平方メートル35万9千円で、0.8%上昇した。市の17年の外国人宿泊者は8万6千人泊で、前年より14.3%多い。訪日客の増加などで駅前を中心にホテルや飲食店が潤っている。長野駅前のホテルメトロポリタン長野内にある飲食店の運営会社は「外国人客がかなり増加したほか、地元客の利用も増えている」という。

東口側も市による区画整理事業が終盤に差し掛かり、価格上昇が続く。県内住宅地で最も価格が高い「北中公民館南」の調査地点は同11万8千円で、3.5%の上昇だ。宮本代表幹事によれば居住環境の向上から「不動産需要は極めて強いが、売り地がほとんどなく取引は数少ない」という。市平均の住宅地変動率は0.1%の上昇で、上昇になるのは23年ぶりだ。

工業地は県内8地点の平均で0.4%の上昇。22年ぶりの上昇となる。上昇したのは長野市・須坂市・小諸市の調査地点。最も上昇率が高いのは須坂市の1.8%だった。県によれば18年1~6月の県内の工場用地取得件数は18件で、全国で10番目に多い件数だ。

■白馬の別荘地上昇

2019年の長野県内公示地価では、白馬村をはじめとした訪日外国人から人気の高い観光地の回復が目立っている。前年は横ばいだった「みそら野別荘地」は10.5%の上昇。住宅地上昇率の1位は6年連続で軽井沢町の調査地点だったが、一気にトップに躍り出た。スキー・山岳リゾートとして人気が高まる同村では、富裕層などによる取引が過熱している。

別荘のほか、長期滞在する外国人向けのコンドミニアムホテルなどの新設も村内で相次ぐ。県内不動産関係者によれば、みそら野地区よりも白馬八方尾根スキー場に近い別荘地の和田野地区やエコーランド地区の方が取引が活発という。

村内の商業地も上昇に転じた。調査地点は八方尾根スキーのゴンドラ駅近くだ。冬はスキーヤーでにぎわい、夏は山岳観光客が訪れる。村内ではスノーピークが観光商業施設の開業を予定するなど、大型開発が相次いでいることも要因とみられる。

同じくスノーリゾート、野沢温泉村の住宅地は21年ぶりの横ばい。数年前まで県内最大の下落率だったことを考えると、こちらも回復が著しい。パウダースノーで知られる同村では外国人による宿泊施設などの買収が増えている。

避暑地で知られる軽井沢町の商業地は、2つの調査地点で両方が上昇となった。前年に横ばいだった「シャトレー第2軽井沢」は2.2%の上昇で、県内2番目に上昇率が大きい。人気観光地である旧軽井沢銀座通りとJR軽井沢駅の間にあるエリアだ。店舗用地としての需要が伸びており、高額取引事例もあるという。調査地点近くではヒルトンが訪日外国人をターゲットにした新ホテルを18年に開業した。

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