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【点火プラグ世界トップ】森村系。半導体パッケージでも大手。

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森村G4社で初の共同事業、セラミックス 未来へ一丸

2019/3/4 19:50
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森村グループによる初の共同事業――。日本ガイシ日本特殊陶業ノリタケカンパニーリミテドTOTOは4日、4社の共同出資で固体酸化物形燃料電池(SOFC)を開発する新会社を設立すると発表した。「1業1社」の理念のもとで日本陶器(現ノリタケ)の事業部などが分離・独立していった経緯から、4社の事業上のつながりはこれまでなく、グループとして新たな一歩を踏み出す。

「森村グループで結集するのは自然の流れだ」。同日、都内で開いた共同会見で日特の尾堂真一会長兼社長はこう強調した。4社はセラミックス技術を基盤にそれぞれ個別でSOFCを開発してきた。SOFCは環境負荷が小さく、次世代技術として注目される。だが「量産化が難しい」(TOTOの喜多村円社長)のが課題で、各社の開発は実証実験段階にとどまっていた。

ノリタケの加藤博社長は「4社の技術を持ち寄れば開発スピードが増すほか、用途拡大など新たな展開にもつなげられる」と話した。新会社の出資比率や代表者、名称などは未定という。日特の尾堂会長兼社長は「各社がどの程度、ヒトやモノ、カネを出すか、詳細は今後詰める」とするにとどめた。

グループの源流は1876年に設立した森村組(現森村商事)だ。森村組の創業者は1904年、日本陶器を立ち上げ、17年に衛生陶器部門が東洋陶器(現TOTO)として分離した。19年に日本陶器から電線部品のがいし部門が日本碍子(現ガイシ)として独立し、さらに日本碍子のエンジン点火プラグ事業が独立して日特が生まれた。

兄弟会社でもある4社は陶器製造を応用したセラミックス技術を基盤にする一方、主力製品はガイシが排ガス浄化装置、ノリタケは工業用砥石、TOTOは衛生陶器、日特は点火プラグといった具合に住み分けてきた。

4社の資本関係は浅く、TOTOがノリタケ株と日特株を1~3%所有する株主として名簿に載る程度だ。合弁設立に至ったのは4社トップの個人的な関係が大きい。

ガイシの大島卓社長、日特の尾堂会長兼社長、ノリタケの小倉忠会長、TOTOの喜多村社長はプライベートでも仲が良い。「1年ほど前から4社で何かできないかと話し合ってきた」(ガイシの大島社長)という。

ガイシと日特はガソリン車向けの部品が主軸で車の電動化による影響を受けやすい。TOTOは新興国を中心に海外を伸ばしてきたが、一大市場の中国は景気減速が鮮明だ。3社に比べ事業規模が小さいノリタケは投資余力に限りがある。

だからこそ半導体製造装置部品など直接競合しない分野で「互いのノウハウを融合していくことが重要」(ノリタケの加藤社長)とみる。新会社をテコにセラミックスの未来を切り開いていくには、高度技術者の派遣など相応の覚悟が求められる。(湯浅兼輔)

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