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【北九州の有力百貨店】百貨店業が主力。関連して友の会事業なども展開。

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豪雨・猛暑、九州の小売直撃 経常損益7社中5社悪化
生き残りへ構造改革も

2018/10/13 6:01
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九州・沖縄の主要な小売業の2018年3~8月期決算が12日までに出そろった。豪雨や猛暑の影響で来店客数などが伸び悩み、比較できる7社中5社で経常損益が悪化した。人口減少や深刻化する人手不足などを背景に、スーパーのグループ内再編や百貨店の閉店といった構造改革に踏み切る動きも相次いでいる。

●スーパー

イオン九州(単独決算)は、売上高にあたる営業収益が前年同期比4%減の1115億円。経常赤字は13億円と前年同期(4億9200万円の赤字)から拡大した。相次ぐ荒天が「集客の見込める週末やセール日に直撃し、痛かった」(柴田祐司社長)。

一方、マックスバリュ九州(単独決算)は、売上高が1%増の885億円、経常利益が87%増の11億円だった。店舗の改装などで客単価を上げ、客数の減少を補った。新たな発注システムの導入による商品ロスの削減も進んだ。

●ドラッグストアなど

ディスカウントストアのミスターマックス・ホールディングスは、連結経常利益が9%減の14億4500万円。インバウンド(訪日客)特需の反動などで食品以外の売り上げが減少。既存店の客数は3%減となった。

猛暑の影響をプラスに取り込んだのがコスモス薬品。6~8月期の経常利益は75億円と10%伸ばした。猛暑で紫外線対策商品などが売れ、既存店の売り上げが好調だった。九州を中心に新規出店を進め、電気代などのコストも削減した。

●百貨店

百貨店は比較可能な2社とも経常減益となった。博多大丸(福岡市)は3~8月期の単独税引き前利益(国際会計基準=IFRS)が微減の7億1300万円。売り上げの大きい7月が豪雨の影響で客数減となるなど苦戦した。

井筒屋が来年2月の撤退を決めた小倉駅前の商業施設「コレット」(上層階は別施設)

井筒屋が来年2月の撤退を決めた小倉駅前の商業施設「コレット」(上層階は別施設)

地方都市に店舗を構える井筒屋は都市型店舗ほど訪日客を取り込めず、経常利益は7600万円と38%減。3期連続の減益となった。

小売業では、人手不足や人口減少などによる地域の活力低下が大きな影響を及ぼしつつある。訪日客特需も天井が見え始めるなか、九州では生き残りをかけ構造改革に踏み切る動きが相次ぐ。井筒屋は来年5月までに3店を閉鎖。販売力の低下や「スペースワールド跡に進出するイオンモールの影響も考えた」(影山英雄社長)。

イオン九州やマックスバリュ九州などイオングループ3社は19年9月に経営統合すると発表。物流やデジタル化への投資を進め、「ドラッグストアやコンビニエンスストアとの競争にも対応する」(柴田イオン九州社長)という。

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