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2019年11月20日(水)
7821 : 建設資材・設備
東証1部

【土木資材製造】高機能繊維を使った地盤補強材の製造を手掛ける。

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設備投資 外需で勢い 北陸3県製造業、進む省力化

2018/8/2 6:00
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北陸3県の電機機械や輸送用機械など製造業で増産と省力化を狙った設備投資の勢いが続いている。電源製造のコーセルは1日、富山市の本社工場で新ラインを9月に本格稼働すると発表。前田工繊は富山県の子会社で自動車用ホイールの生産能力を倍増する計画だ。海外の旺盛な需要の追い風に加え、3県の人手不足に対応する。

コーセルが品質検査の工程で導入する自動化設備(富山市)

「同じ人数で作れる数量を倍増させる」。コーセルの谷川正人社長は、新ラインの立ち上げの狙いを話す。本社工場に多関節ロボットなどの自動化設備を導入。電子機器の内部で電圧を変換する小型の「DC-DCコンバーター」の生産能力を2倍に増やす。投資額は約1億5千万円だ。

組み立て後の品質検査から梱包までの工程が変わる。現在、作業者が手作業でコンバーターを運んで検査し、目視で外観に不備がないかを確かめている。運搬用の多関節ロボットや画像認識用のカメラで一連の工程を自動化。1分で1つ作っていたコンバーターを30秒で作れるようにする。

あらゆるモノがネットでつながるIoTの技術も活用する。製品の寸法や外観、印字といった項目をリアルタイムでカメラを使って監視・記録し、この情報を組み立て工程に反映させて歩留まり率の向上につなげる。

世界的に半導体製造装置と自動車の検査装置の需要が高まり、受注が好調だ。谷川社長は「北陸は人手不足で、人を増やして生産を増やすのが難しい状況」と説明する。今後は組み立て工程の自動化も進めて一層の生産効率化を進める。

前田工繊も自動車用の鍛造ホイールを製造する子会社BBSジャパン(富山県高岡市)で計100億円の投資を決めた。製品は海外でも高い需要が見込めるため、北米の日系メーカーをはじめ国内外での拡販に備える。

既存工場の増設と塗装工場の新設に充て、いずれも2020年の稼働を予定する。特に塗装工場では、最新のクリーンルームを整備し歩留まり100%を目指す。自動化設備も充実させて人手不足下でも運営できる工場を目指す。

福井県内では村田製作所の子会社の福井村田製作所(福井県越前市)が同市内で290億円の投資を計画する。19年12月の完成を予定する。工場増設で世界的に需要が高まっているスマートフォンや自動車向けの積層セラミックコンデンサー(MLCC)を増産する。

アジアや南米といった新興国需要をけん引役に石川県での投資に動くのが、化学メーカーの根上工業(同県能美市)だ。本社敷地内で約16億円を投じて新工場の立ち上げを急ぐ。10月に本格稼働の予定だ。今後、生産能力を2割高める計画だ。

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