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2019年7月20日(土)
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【堅実経営】地場の中小企業や個人が基盤。北関東各県にも出店。

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北関東地銀の19年3月期見通し、めぶき・群馬銀は純利益増

2018/5/15 22:00
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北関東の地銀の今期業績は規模で明暗が分かれそうだ。2019年3月期の連結純利益は、めぶきフィナンシャルグループ(FG)と群馬銀行は増益だが、栃木、東和、筑波の3行は軒並み減益となる見通し。小幅ながら続く金利低下に加え、米国の長期金利上昇で外債など余資運用の難しさも増している。各行は手数料収入の上積みや経費削減に力を注ぐ。

記者会見するめぶきFGの寺門一義社長(左)と松下正直副社長(11日、水戸市の常陽銀本店)

めぶきFGは4%増の450億円を見込む。低金利の継続で資金利益は減るが、傘下2行が連携した協調融資やシンジケートローンなどで手数料収入を伸ばす。統合効果では経費削減などで前期を上回る50億円以上を積み上げる。取引先の経営再建が進み、「信用コストの減少も利益を押し上げる」(寺門一義社長)。

群馬銀の連結純利益は微増の285億円となる見通し。力を入れるのはやはり手数料収入の確保だ。10月にコンサルティング子会社を開業し、取引先の経営計画の策定や補助金の申請などを幅広くサポートする。斎藤一雄頭取は「銀行本体のコンサルティング営業部とも連携させながら、専門性の高いサービスを提供したい」と話す。

一方、下位3行は苦境にあえぐ。4期連続の減益を見込む栃木銀の今期の連結純利益予想は9%減の41億円。過去最高益だった15年3月期の3分の1の水準にまで落ち込む。筑波銀も3期連続の減益、公的資金を一部返済した東和銀は3期ぶりの減益を見込む。

本業の融資で稼ぐのが難しくなるなか、手っ取り早く収益を上げられるのが余資運用だ。前期は株高を追い風に、各行が多額の株式売却益を計上した。利息が見込めない国債を売却し、「外債の購入を進めた」(栃木銀の黒本淳之介頭取)など保有資産の見直しも目立った。

ただ、足元では「(米国の)トランプ大統領の政策もあり、将来に対する不確実性は増している」(東和銀の吉永国光頭取)。同行は今期、顧客の要望にあった資産運用を提案する専門行員を置く。地道に手数料収入を積み上げる。

筑波銀の藤川雅海頭取は「同規模の地銀に比べると、拠点数はまだ多い」とみて支店の統廃合を急ぐ。コスト削減に加え、浮いた人材を中小企業向け融資や事業性評価などに振り向ける考えだ。

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