【家具専門店大手】中高級・輸入家具に強み。大型店で対面販売。
大塚家具(ジャスダック、8186)が11日発表した2020年5~7月期の単独決算は、税引き損益が10億円の赤字だった。前の期は決算期間を変更しているため、前の期との比較はできない。銀座本店や仙台ショールームの閉店による減収や、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う入店者数の減少が収益を押し下げた。
売上高は58億円、営業損益は9億4600万円の赤字だった。新型コロナによる入店件数の減少による減収は7億5200万円としている。一方、ヤマダ電機(9831)との提携で家電販売は伸びた。
今期(21年4月期)の単独業績見通しは「未定」とした。不確実な要素があり、現時点では合理的な予想が困難としている。予想の開示が可能となった時点で公表する。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕