【総合電機首位】技術力に定評。事業入れ替えで構造改革推進。
ホンダ(7267)の倉石誠司副社長は8日、都内で開いた2019年4~9月期の決算説明会で、ケーヒン(7251)などホンダ傘下の3社と日立製作所(6501)傘下の部品メーカーが統合を決めたことについて「単独で技術開発するのはスピードや経営資源の点で大変厳しくなっている」と述べ、電動化などの次世代技術が高度化、複雑化、多様化していることを理由に挙げた。
倉石氏は、今後も自動車部品業界の再編や統合はありそうかとの質問に、環境変化に対応すべく業界で「メガサプライヤー化」が加速していると指摘。「イエスだが、いま具体的に新しいことを言える状況ではない」と語った。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕