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VRの世界、身近な存在に 人気ゲームが対応、普及後押し
奔流eビジネス(アジャイルメディア・ネットワークアンバサダー 徳力基彦氏)

日経MJ
コラム(ビジネス)
ネット・IT
2021/4/23付
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NIKKEI MJ

フェイスブックグループが販売する仮想現実(VR)端末の「Oculus」(オキュラス)が快進撃を続けている。昨年10月に発売された「オキュラス・クエスト2」は、3万円台からという野心的な価格設定も奏功し、推定ですでに100万台以上が販売されたそうだ。

オキュラス・クエスト2が手ごろな価格であることもVRの普及を後押ししそうだ

オキュラス・クエスト2が手ごろな価格であることもVRの普及を後押ししそうだ

VRゴーグルやVRヘッドセットと言えば、2016年に盛り上がった過去のブームと振り返る人も少なくないかもしれない。「オキュラス・リフト」や「プレイステーションVR」などVRヘッドセットを各社が相次ぎ発売。VR市場が大きく注目され「VR元年」と呼ばれた。

ただ、一般にまでVRが広がる形にはならず、VR市場はBtoB向けになるのではないかと考える業界関係者も少なくなかった時期もあった。その業界構造が、この1年、大きく変わりはじめている。

その背景にあるのはコロナ禍による自宅でのエンタメニーズや、3密を避けることができるVR技術への再注目があるだろう。

例えばIT業界で最も注目されるイベントの1つであるSXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)は、毎年米テキサス州オースティンで開かれるが、今年はコロナ禍の影響でオンラインでの開催。その際に、VRChatというVRヘッドセットで参加できるアプリを活用したことでも注目された。

米国プロバスケットボールリーグのNBAは、昨年からオキュラスと複数年契約を結び、ファンへのVR観戦提供に取り組んでいる。日本でも横浜DeNAベイスターズが「バーチャルハマスタ」という次世代スポーツ観戦に取り組むなど、スポーツやコンサートにおいてもVRの導入が進み始めているのだ。

さらに、今回のオキュラス・クエスト2が興味深いのは、明確にゲーム端末のポジションを取った販売戦略をとっているところだろう。

とくりき・もとひこ 名大法卒。NTTを経て06年アジャイルメディア・ネットワーク設立に参画、09年社長。19年7月からはアンバサダープログラムの啓発活動とnoteプロデューサーとしての活動に従事。

とくりき・もとひこ 名大法卒。NTTを経て06年アジャイルメディア・ネットワーク設立に参画、09年社長。19年7月からはアンバサダープログラムの啓発活動とnoteプロデューサーとしての活動に従事。

4月22日には、ゲーム特化イベント「オキュラス・ゲーミング・ショーケース」を開催。特にカプコンの人気ゲームシリーズ「バイオハザード4」のオキュラス・クエスト2向けリリースは、ゲーム業界でも大きく注目された。

家庭用ゲーム機は市場が大きい。ゲーム機として各家庭にVRヘッドセットが普及すれば、スポーツやコンサートなどのVR観戦需要も高まる可能性があるのだ。既にVRゲームでも「Beat Saber」(ビートセーバー)などの人気ゲームの販売本数は400万本を超えるという。

累計1億本以上の販売本数を誇るバイオハザードシリーズが、オキュラス・クエスト2をゲームの開発対象に選択したことも、今後のVR端末普及に一役買うことになりそうだ。多くの読者にとっては、まだVR端末は映画「レディ・プレイヤー1」のようなSF映画の中の話かもしれないが、実際にはそれよりもはるかに身近なところまでVRの世界はやってきている。

21年が真のVR元年と後世に振り返られる可能性は高い。皆さんのビジネスにVRが与える影響についても、今のうちに考えておいた方がよいかもしれない。

[日経MJ2021年4月23日付]

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