【鉄製精密ボールが主力】セラミックやガラス製などにも力。
精密部品を手掛けるツバキ・ナカシマは成長戦略の主軸に据えるセラミックボールの生産能力を増強する。鋼球に比べ軽量で硬度や絶縁性も高いため、近年はEV(電気自動車)向けの需要が拡大。2022年12月期にタイと岡山県の2工場で増強投資を前倒しし、24年のセラミックボールの売り上げを20年比約2倍の100億円まで高める。
セラミックボールは現在、国内とタイ、米国の3地域で生産しているが、このうち23年1…
この記事は会員限定です。電子版に登録すると続きをお読みいただけます。
15件中 1 - 15件