【業界2番手】預り資産重視。手数料ビジネスからの脱却急ぐ。
ビジネスの難しさの一つが、新しい顧客をつくり出すことだろう。特に小売業の場合、なじみの客を多く抱えていると、売り場を見直すだけでちょっとした混乱を招いてしまい、顧客離れを起こすリスクを抱える。
だが目先にこだわりすぎると顧客年齢が上昇し、はっと気づくと時代遅れの業態になっている。それが百貨店や総合スーパー(GMS)だ。
セブン&アイ・ホールディングス傘下のイトーヨーカ堂はそんな反省に立ち、今年か…
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