【ポンプ最大手】水処理など環境装置強化。半導体関連装置も。
「人員も予算も限られるなか、2年でよくここまできた」。ホンダ子会社でロケット開発などを担当する本田技術研究所執行役員、小川厚は驚く。ロケットエンジンの燃焼実験で見たのは、期待以上のペースで進む軽量化や安全性の向上だ。
開発のきっかけは30代の開発者の提案だった。「自動車エンジンの燃焼技術など培ったノウハウがあれば、ロケットを開発できる」との訴えをうけ、2019年末に研究を開始。30年までの試験機…
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