【製薬大手】自社開発の主力2品が業績けん引。海外収益化で先行。
第一三共子会社で大衆薬大手の第一三共ヘルスケアは薬の包装シートの回収に本格参入する。2025年をメドに都市部の薬局や病院など200カ所以上に回収箱を置く。回収したプラスチックの再生利用も目指す。包装シートは焼却されることが多いが、再生できれば二酸化炭素(CO2)の排出量を約5割減らせるとの試算もある。脱炭素に向け、リサイクルの裾野が広がってきた。
回収・再生事業は米リサイクル大手、テラサイクルの…
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