日本の中央銀行。上場しているが、株式の取引量は少ない
地価の回復傾向が鮮明になってきた。商業地は繁華街に人出が戻り、都市部を中心に地価が上昇する地点が増えている。住宅地の需要も高い水準が続く。ただ金利の先高観や海外マネーの動向など先行きは変調の兆しもある。地価上昇の持続力を見極めたい。
国土交通省がまとめた1月1日時点の公示地価は、商業地、住宅地とも2年連続で上昇した。すべての用途の全国平均は伸び率が1.6%となり、上昇地点は全国の半数を超えた。い…
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