日本の中央銀行。上場しているが、株式の取引量は少ない
日銀福岡支店は九州の半導体関連産業の現状と課題を分析したリポートをまとめた。台湾積体電路製造(TSMC)の熊本県進出によって国内外企業の進出や設備投資が増え、九州経済の押し上げ要因となっていると指摘した。その上で、中長期的な発展には、人材確保や設計・製造企業の連携強化が必要だとした。
半導体産業における九州の強みとしては、豊富な水資源や電力の安定供給、関連産業の集積をあげた。九州には約1000社…
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