【工作機械大手】技術力に定評。NC装置内製化で機電一体が強み。
大手工作機械メーカー、オークマの採算性と資産効率が株式市場の焦点になりそうだ。受注は好調で、電気自動車(EV)の生産に使われる機械や、独自の省電力技術といった商品力が武器になっている。株価の値動きも悪くない。一段の評価を得るための宿題が、いずれも長らく横ばいが続く売上高利益率と資産効率を示す指標だ。
日本工作機械工業会がまとめている国内メーカー全体の2月受注額(速報値)は1240億円で1年前より…
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