【建設用クレーン大手】海外売上高比率高い。車両搭載型にも注力。
高松市に本社を置く建設用クレーン大手のタダノは19日、副社長の氏家俊明氏(59)が社長に昇格する人事を発表した。4月1日付で就任し、多田野宏一社長(66)は代表権のある会長に就く。創業家出身者以外の経営トップは初めて。新型コロナウイルスの影響で世界的にクレーン需要が落ち込む中、グローバル戦略を推進し回復期に備える。
多田野氏は会見で「120%の力で仕事をするには65歳が一つの節目だと考えていた」…
この記事は会員限定です。電子版に登録すると続きをお読みいただけます。