【航空大手】高内線、アジア近距離路線に強み。国際線を拡大。
2023年の春季労使交渉では、新型コロナウイルス禍の打撃を受けた航空や観光などサービス関連産業が賃上げの議論を再開できるかも焦点となる。旅客需要は戻りつつあるが、航空会社にとってコロナ禍で毀損した財務基盤の回復と人への投資をどう両立させるかが課題だ。ANAホールディングス(HD)で人事労政を担当する直木敬陽上席執行役員に聞いた。
――コロナ禍で減額が続いた月例賃金を22年度に戻し、23年度は夏冬…
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