【総合建設大手】関西地盤で土木に強み。北米とアジアでも展開。
鹿島が12日発表した2020年4~12月期の連結決算は、純利益が前年同期比10%増の764億円だった。売上高は1兆3889億円と3%減った。土木事業で設計変更に伴う追加工事を獲得するなどして採算が改善したが、オフィスビルや工場など建築事業(単体)の苦戦が目立った。建築の完成工事高は2割減、粗利益は8%減った。他の大手3社も建築は2割程度の減収だった。
建築事業は東京五輪に向けて前期までに大型工事…
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