【製薬大手】自社開発の主力2品が業績けん引。海外収益化で先行。
人工知能(AI)の導入により製造業の研究開発のステージが変わってきた。アステラス製薬は実験に必要な作業の期間を従来の1カ月から1時間半に短縮し、旭化成は新素材研究をAIが自律的に担う「スマートラボ」を4月に稼働させる。AI活用は企業の競争力の源泉である研究開発力を左右する。米国などに後れを取った日本は巻き返しを急ぐ。
AIやロボットを使った研究の自動化は「ラボラトリーオートメーション」(総合2面…
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