【感染症薬主力】抗HIV薬など感染症薬開発を強化。
塩野義製薬は22日、新型コロナウイルスの飲み薬「ゾコーバ」について、後遺症のリスクを低減する効果があることを確認したと発表した。発症から5日以内に投与を始めた患者では偽薬(プラセボ)を投与した患者に比べて、せきや倦怠(けんたい)感、嗅覚異常などの症状が続く人の割合が45%減少したという。後遺症は長期間続く場合もあり、社会的損失が大きい。
22日まで米国で開かれる感染症関連の国際学会「CROI20…
この記事は会員限定です。電子版に登録すると続きをお読みいただけます。