【航空大手】10年1月に破綻後、市場にスピード復帰。路線別採算管理を徹底。
全日本空輸(ANA)と日本航空(JAL)は19日、2021年度の国内線の事業計画を発表した。コロナ禍による航空需要の減少が続く中、ANAの運航規模は20年度の当初事業計画に比べ15%減となる。JALも需要に合わせた減便や機材を変更する方針を継続する。一方、収益が見込める路線の増便も進め、国際線に比べ回復が早い国内線の強化を急ぐ。
ANAはコロナ禍による需要減に対応し、機材を小型化して運航費用を抑…
この記事は会員限定です。電子版に登録すると続きをお読みいただけます。