【航空大手】10年1月に破綻後、市場にスピード復帰。路線別採算管理を徹底。
米国の航空大手の収益力が「コロナ前」の水準に回復した。26日出そろった大手3社の2022年10~12月期決算は、純利益の合計が24億7400万ドル(約3200億円)と、新型コロナウイルスが流行する前の水準を初めて上回った。すでに回復していた国内線に加え国際線も需要が復活。客単価が19年比で3割近く増え、稼ぐ力を取り戻した。
「長距離の国際線を中心に需要の回復が著しい」。アメリカン航空のロバート・…
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