日本の中央銀行。上場しているが、株式の取引量は少ない
昨年末、日本銀行が長期金利の変動許容幅を0.5%程度に引き上げた。「サプライズ」とも受け止められた金融政策の転換は年末年始の論壇をにぎわし、黒田東彦総裁による10年間の政策運営を振り返る考察も目立った。
黒田体制で副総裁を務めた学習院大学名誉教授の岩田規久男氏(週刊東洋経済1月21日号)は、この間の金融政策を「『よく頑張った』と評価してほしい」と述べた。アベノミクスの3本の矢のうち財政政策と成長…
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