【総合化学大手】医薬、電子材料にも強み。アジア売上高比率高い。
住友化学はアクリル樹脂の再生事業に乗り出す。アクリル樹脂に熱をかけて原料に戻し、再び同樹脂を生産する。2023年以降の事業化を目指す。生産から廃棄の過程で発生する二酸化炭素(CO2)を新品と比べ6割減らせるという。環境に配慮した製品を使う企業に売り込む。
アクリル樹脂は透明性が高いのが特徴で、水族館の水槽や看板、自動車のランプカバーなどに使う。新型コロナウイルスの感染拡大のためにレジなどに設置す…
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