【総合電機大手の一角】防衛・宇宙関連機器でリード役果たす。
■東京大学 平本俊郎教授らは三菱電機などと共同で、現在主流のシリコン製パワー半導体の性能向上に役立つ技術を開発した。電流をオン・オフさせる際に生じる電力の損失を従来より62%低減させた。性能の限界が近いといわれるシリコン製でも性能を高められることを示した。さらに電力損失を減らし、5年後の実用化を目指す。
電圧や電流を制御するパワー半導体は、電気を効率よく使用するための部品だ…
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