【総合電機大手の一角】防衛・宇宙関連機器でリード役果たす。
工作機械の市況悪化にひとまず歯止めがかかった。中部経済産業局が25日発表した11月の受注額(主要8社ベース)は、25カ月ぶりに前年同月比でプラスに転じた。新型コロナウイルス禍でも中国向けがいち早く復調し、通信や車、建設機械向けの需要回復が鮮明だ。
集計対象はオークマやヤマザキマザック、三菱電機など中部に生産拠点を置く8社。11月の受注額は281億円と2%増えた。前年を上回るのは2018年10月以…
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