【感染症薬主力】抗HIV薬など感染症薬開発を強化。
大阪大学大学院の研究を生かしてペプチドを用いた医薬品を開発している。アミノ酸が結合したペプチドでも、体内で器官の制御など一定の働きをする「機能性ペプチド」や、患者の体内での抗体づくりを促す独自技術を用いる。皮膚の潰瘍や花粉症、高血圧などの治療薬づくりが目標だ。これまでの医薬品に比べ、生体の力で抗体を生み出す仕組みを活用して生産費用が安く済むという。研究費などが先行しているが、…
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