【医家向け主力】主力の後発医薬品は循環器、呼吸器向けが柱。
日医工を取り巻く環境は厳しい。21年度から国内で始まる薬価の毎年改定は同社の売上高を毎年約10%ずつ押し下げる要因になり得る。拡大の続いた後発薬市場そのものに飽和感が出てきているのも逆風だ。日本ジェネリック製薬協会がまとめた4~6月の後発薬の数量ベースのシェアは79.3%。政府の目標である「使用率80%」に迫る。
新型コロナ感染拡大の影響で重症患者に使う体外式膜型人工肺(ECMO=エクモ)向けの…
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