【重電大手】発電設備や上下水道システムなどインフラ中心。保守や運用などサービスに注力。
戦後の日本の経済成長をけん引してきた産業といえば、自動車と電機が真っ先に浮かぶのではないだろうか。21世紀に入ると両者の明暗がはっきりと分かれた。自動車は勝ち続け、電機は輝きを失った。
勝敗を分けた理由はひとつではない。ただ、両者のビジネスモデルには大きな違いがあった。自動車がクルマづくりというモノカルチャー(単一経済)にほぼ徹したのと比べ、電機が広範なビジネスを手掛けるコングロマリット(複合企…
この記事は会員限定です。電子版に登録すると続きをお読みいただけます。
春割ですべての記事が読み放題
有料会員が2カ月無料!