日本の中央銀行。上場しているが、株式の取引量は少ない
新潟、長野の企業が新型コロナウイルスの影響に依然として苦しむなか、地元の金融機関がいかに貢献できるかが地域の浮沈のカギを握る。両県に本拠を置く第二地銀、大光銀行の石田幸雄頭取と長野銀行の西沢仁志頭取に今後の展望や重点施策を聞いた。
――コロナ禍以降、資金繰り支援の状況はどうなっているでしょうか。
「新型コロナ対応融資は3500件強、約600億円分を取り扱ってきた。当行をメインとする企業以外でも、…
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