日本の中央銀行。上場しているが、株式の取引量は少ない
地方債市場に異変が起きている。2日に条件を決めた名古屋市や京都市の債券では、利率の国債利回りに対する上乗せ幅(スプレッド)が0.29%と、遡れる2006年以降で最大となった。日銀が金融緩和を修正して金利が上昇すれば大きな損失になるとの警戒から、投資家が高いスプレッドを求めている。日銀の金利抑制策が地方債には及ばなくなっている。
地方自治体や企業が債券を発行する際には、国債の利回りを基準に発行体の…
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