【全国3位の大手】中部財界の雄。電力、ガスなど本業に注力。
東京ガスと丸紅はベトナムで液化天然ガス(LNG)を燃料にする火力発電所を建設する。輸入基地と一体整備し、総事業費は2000億円を見込む。新興国では石炭火力依存が続くものの、環境負荷のより小さいLNGが再生可能エネルギーへの「つなぎ役」として期待を集める。日本勢はアジアに市場を広げることで、LNGの調達力を強める中国に対抗する。
LNGは化石燃料だが、石炭に比べ燃焼時に排出する二酸化炭素(CO2)…
この記事は会員限定です。電子版に登録すると続きをお読みいただけます。