【製造業首位】海外展開加速。環境技術も優位。資金量9兆円規模。
大同特殊鋼がまいてきた将来への種が開花し始めた。2023年3月期予想の連結営業利益が前期比22%増の450億円になると10月末に発表した。従来予想比で110億円の上方修正で、15年ぶり最高益を見込む。原動力はほぼ全てをオーダーメードで作る鍛造品の事業だ。原材料高が続く中、それぞれの品目は汎用性のない「特注仕様」のため、顧客から得られる利幅も大きく、利益の増加に結びついている。
特殊鋼は産業の屋台…
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