【航空大手】10年1月に破綻後、市場にスピード復帰。路線別採算管理を徹底。
新型コロナウイルスで航空業界に逆風が吹くなか、日本航空(JAL)が中国便の拡充に動いている。18日、成田空港と東北部の大連市を結ぶ路線を週3便から週4便に増やした。日本の航空会社が中国で運航する都市別の便数として最も多い。便数増の要因には「親日の街」と呼ばれ日本企業を支えてきた大連市の強力な後ろ盾がある。
「運航を増やすことで集客力を高められる。今後も便数を拡充していきたい」。JALの柴田晃伸・…
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