【老舗百貨店】東阪に基幹店。傘下に不動産開発や建装会社も。
三越伊勢丹ホールディングス(HD)が11日発表した2020年4~9月期の連結決算は、最終損益が367億円の赤字(前年同期は75億円の黒字)だった。新型コロナウイルス禍で来店客が戻らず、売上高は3357億円と42%落ち込んだ。事業売却などで資金の捻出を急ぐが、本業で現金を稼ぐ力が低下しており、手元資金の流出に歯止めがかからない。
「仮にコロナが落ち着いたとしても、売上高が感染拡大前の19年3月期の…
この記事は会員限定です。電子版に登録すると続きをお読みいただけます。