【造船大手】三井系重工業の中核。機械・プラント部門など強化。
三菱重工業が防衛省から次期戦闘機の開発を任された。日本と海外企業を束ねる形で開発を進め、「F2」戦闘機の後継として2035年の配備を目指す。技術面では米国に、予算面では日本政府に縛られてきた日本の防衛産業。「稼げぬ防衛」を脱却して自立する契機にする必要がある。
「国の防衛のためにきっちりやり遂げたい」。次期戦闘機の開発主体として防衛省と正式契約した10月30日、三菱重工幹部は気を引き締めた。
同…
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