【地銀上位】群馬県内の預金・貸出金シェアで他行を圧倒。
人口減少や低成長で資金需要が細るとともに、長引く低金利で地銀や信用金庫の事業環境は厳しさを増している。逆風が吹くなか、地域経済を支えようと苦闘する地域金融機関の姿を追う。
「協力企業の仕事が無くなってしまう。なんとか支援していただけないか」
長崎県佐世保市で佐世保重工業(SSK)が今年1月、新造船事業を休止した。この約1年前、十八親和銀行の佐世保本部(同)を訪れたSSK幹部はこう訴えた。同本部が…
この記事は会員限定です。電子版に登録すると続きをお読みいただけます。