【ガラス3位】業界シェア2割。利益の柱は化成品事業。
板ガラス世界大手、日本板硝子で稼ぐ力の回復が遅れている。ガラスはコモディティー化し、新興国勢とコストで真っ向勝負しても太刀打ちできない。競合のAGCやセントラル硝子は事業を縮小して化学品や医薬品に成長の軸足を移す。日本板硝子はほぼ専業のガラス事業への集中を貫くが、勝機はあるのか。森重樹社長に聞いた。
――大手各社はガラス事業で稼げていません。
「中国勢など新興国勢の台頭で規模拡大でもうかる時代は…
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