【国内1位】医療用医薬品に集中。がん領域の新薬開発に注力。
武田薬品工業は日本で2025年度までに、5つの重点疾患領域での新薬(先発薬)のラインアップを21年度比3割増の40品強にする。海外で販売済みの医薬品の国内投入や、新薬開発に力を入れる。国内売上高に占める重点疾患薬の比率は足元で5割強だが、約9割まで引き上げる計画だ。十分な治療薬がない領域に研究開発を集中し、増収を目指す。
新薬を増やすのは希少疾患や神経精神疾患、消化器系疾患、人の血液に由来する成…
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