【製造業首位】海外展開加速。環境技術も優位。資金量9兆円規模。
トヨタ自動車の2022年3月期の連結純利益(国際会計基準)は、前の期比27%増の2兆8501億円と4年ぶりの最高となった。新型コロナウイルスの影響を受けた前の期からの生産の挽回や円安の効果があった一方、純利益の2割相当を稼ぎ出した持ち分法投資利益も無視できない。169社と日本企業で屈指の数を抱える持ち分法適用会社が純利益を下支えしている。
持ち分法適用会社は一般的に出資比率が20~50%の企業を…
この記事は会員限定です。電子版に登録すると続きをお読みいただけます。