【業界2番手】預り資産重視。手数料ビジネスからの脱却急ぐ。
大和証券グループ本社が27日発表した2022年3月期の連結決算は純利益が前の期比12%減の948億円だった。前の期に不動産投資法人の子会社化に伴う特別利益を計上した反動。顧客のまとまった資金を運用するファンドラップや投資信託の販売で関連収入が伸び、売上高にあたる営業収益は8%増の6194億円、経常利益は18%増の1358億円だった。
1~3月期でみると、経常利益は前年同期比34%減の233億円と…
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