【産業大口の自家発電比率高い】石炭火力発電所運営に強み。
中国電力が28日発表した2020年3月期の連結決算は、純利益が前の期比7.9倍の900億円だった。経済産業省令の改正に伴い、原子力発電所の工事に備えた引当金を取り崩したことが利益を押し上げた。ただ販売電力量は減少傾向が続いており、事業環境は依然として厳しい。
売上高は2%減の1兆3473億円だった。販売電力量が5%減の502億キロワット時になるなど、電気料金収入が減少したことが響いた。営業利益は…
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