【航空大手】10年1月に破綻後、市場にスピード復帰。路線別採算管理を徹底。
日本航空(JAL)が31日発表した2019年4~9月期の連結決算は、純利益が前年同期比30%減の512億円だった。企業業績の減速を背景に国際線のビジネスクラス需要が落ち込んだ。中国系の航空会社が日本路線の供給を増やし、運賃が下落したのも響いた。
マイレージ利用者などを除く国際線の有償旅客数は0.5%減り、輸送力の増強とかみ合わなかった。単価も0.7%落ち込んだ。一方で、国内線の需要…
この記事は会員限定です。電子版に登録すると続きをお読みいただけます。