【総合化学大手】医薬、電子材料にも強み。アジア売上高比率高い。
名城大教授を務める吉野彰・旭化成名誉フェロー(71)のノーベル化学賞受賞が決まった。中部地方で盛んな産学連携に一段と弾みがつきそうだ。中部の大学から受賞者が出るのは、2014年に物理学賞を受賞した赤崎勇氏(90)、天野浩氏(59)以来、5年ぶりだ。実績のある研究者を核として大学と産業界が協力する動きが広がっている。
9日夜、名古屋市天白区のキャンパスで受賞決定の瞬間を見守った小原章裕・名城大学長…
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